便秘の原因は不規則な生活にあり!食事以外にも潜む生活習慣

便秘の原因のひとつといわれているのが「不規則な生活」です。
食生活はもちろん、睡眠時間や運動不足、ストレスなど日々の不規則な生活は便秘をはじめ、様々な体の不調を招きます。

ここではどんな不規則な生活が便秘の原因になっているかご紹介します。
ご自身の生活習慣にあてはまっているかどうか、ぜひチェックしておきましょう!

不規則な生活は自律神経やホルモンバランスを乱す

不規則な生活は自律神経やホルモンバランスを乱す

まず不規則な生活は、当然のことながら自律神経やホルモンバランスを乱しやすくする原因となります。
毎日送る生活が不規則に変わるため、身体がバランスを保つことが出来ず、どの状態が通常なのか体内時計が狂った状態になるのです。

自律神経によって体温を調節したり、胃や腸が消化活動に働き始めます。
これは本人の意思とは関係なく、無意識のうちに呼吸や消化、排泄、免疫などの機能を調整する働きを行う身体の仕組みです。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経は体の動きを活発にし、副交感神経はリラックスする時に使う神経です。

食事や寝るの時間が毎日違う、ストレス過多な生活を送っている、毎日ほとんど運動せず寝てばかり…などの不規則な生活を送っていると、交感神経と副交感神経バランスが崩れ、心身に様々な不調が出ます。

不規則な生活は特に交感神経を活発化させるため、交感神経が優位になると腸の動きが鈍くなり便秘を引き起こしやすくなります。
交感神経と副交感神経バランスを整え、自律神経を乱さないためにも不規則な生活は少しづつ改善していかなければなりません。

下記が、自律神経を乱しやすいと言われている不規則な生活として挙げられる項目の一例です。
日々の生活の中であてはまるものが無いか、一度チェックしてみましょう。

  • 食事をとったり、とらなかったり不安定な事が多い
  • 食事の時間が決まっていない
  • 寝る時間がバラバラ、眠りが浅い
  • 同じものばかり食べている
  • トイレを我慢することが多い
  • ストレスを感じる環境だ
  • 1日15分以上運動していない
  • 水分を1日2リットル以上採っていない
  • アルコールを週3日以上飲んでいる
  • タバコを吸う
  • 外食やインスタント食が多い

女性はホルモンバランスが乱れやすく便秘になりやすい

特に女性は月経や出産などで女性ホルモンのバランスが乱れやすいため、便秘になりやすいです。

女性は毎月、排卵と月経を繰り返しますが、これに大きく関りがあるのが「黄体ホルモン」と「卵胞ホルモン」です。

黄体ホルモンは腸のぜん動運動を抑制するとされています。
そのため排卵から月経の間は便秘になりやすいのです。

更に女性は男性に比べ筋力が少ないため、胃や内臓が下に下がっている人が多く、大腸のぜん動運動も弱いです。
ダイエットなどで食事量も少なくなると便のかさが足りず、更に便秘になりやすくなります。

食生活が不規則!主に食事の時間や内容が偏っている

食生活が不規則!主に食事の時間や内容が偏っている

不規則な生活をしていると、食生活もまちまちになってしまいます。
すると体のリズムが整わず、腸の働きも悪くなってしまいます。

特に朝食を抜くのは便秘の大きな原因のひとつ
朝食を食べると、寝ている間に休んでいた胃に食べ物が入り、その刺激が腸に伝わって活動をはじめ、この動きが排便を促します。

そのため朝食を抜いてしまうと、排便を促すシステムが正常に動かなくなり、この状態が続くと便意を感じにくくなります

またダイエットなどで朝昼晩関わらず、食事を抜くのも問題です。

食事量が少ないと、便の「かさ」自体が減ってしまいます。
さらに快適な排便に必要な食物繊維などの栄養素が摂取できず、便秘に繋がります。

忙しい日々を過ごしている場合、食事の内容に気を使っていられない時も多いのではないでしょうか。
しかしインスタント食品やファストフード、冷凍食品などの偏った食生活は、便秘になりやすくなります。

食物繊維が不足したり、水分が不足することでも便秘を招きやすくなります。

さらに食事の時間が毎日バラバラで、取ったり取らなかったりするのも便秘に繋がりやすくなります。 自律神経が乱れやすくなり、食べ物が胃に入る事で腸が動き始めるシステムもバランスを失い、決まったタイミングに便意が来づらくなります。

間食が多い人も注意が必要で、同様の症状が現れやすくなります。 間食が無いと厳しい!という方は、間食を取る時間もある程度決まった時間にしたほうが良いでしょう。

食生活の面で便秘の解消を考えるのであれば、「朝ごはん」と「食事時間」の2つが大きなポイントと覚えていてください。

寝不足や疲労などストレスが溜まる生活も便秘の原因に

寝不足や疲労などストレスが溜まる生活も便秘の原因に

寝不足や疲労は、自律神経を乱したり、ストレスを溜めたりする原因となります。
そしてストレスは便秘に大きく関係しています。

ストレスから引き起こされる便秘は「ストレス性便秘」と呼ばれます。
不安や緊張などのストレスを抱えた状態が長期間続くと、自律神経が乱れ便秘になってしまうとされています。

さらに便秘に加えて痛みが生じる場合は、便秘型過敏性腸症候群(IBS)の可能性もあります。
慢性的な便秘や排便する時に腹部が苦しくなるなどの症状が出て、人によっては下痢と便秘を繰り返すこともあります。

主な原因は寝不足や疲労などの不規則な生活と、ストレスとされています。
特に精神面から来るストレスで便秘が起きることも少なくありません。
胃腸は非常にデリケートな臓器で、仕事中や授業中、面接中など強い緊張を受けやすい場面などでは大きなストレスが掛かり、強く影響を受けます。

これは腸の働きが自律神経に支配されているからで、自律神経は感情と密に結びついています。
先ほども記載した通り、自律神経が乱れると腸の働きが乱れ、便秘に繋がります。

特に真面目な人や働き盛りの人がなりやすいため、便秘が続く場合は要注意です。

トイレの我慢が続く生活で便意が来にくくなる

トイレの我慢が続く生活で便意が来にくくなる

トイレを我慢することが多い生活も便秘を招く原因とされています。

特に便意が起こりやすい時間帯は「朝食後」ですが、朝食自体採っていなかったり、朝にトイレに行かなかったり、普段から便意を我慢していると直腸のセンサーが鈍くなり、便意を感じにくくなります。

便意が消えてしまうと腸のぜん動運動も泊まるため、排出されない便は直腸内に溜まります。
すると水分を吸収して硬くなり、いっそう排便しにくくなってしまいます。

この状態が続くといつまで経っても便秘は改善されません。
そのため便意を感じたら、できるだけ我慢せずにトイレに行くことが大切です。

運動不足な生活は排便に必要な筋力が低下しやすい

運動不足な生活は排便に必要な筋力が低下しやすい

不規則な生活をしていると、運動をする時間を取りにくいものです。
しかし排便には腹筋など腹部や腰部の筋肉を使います。

そのためここが衰えていると排便しにくくなってしまい、特に高齢者は注意が必要です。

また先ほども記載しましたが、女性は男性に比べて筋肉量が少ないことから、便秘になりやすいといわれています。
そのため生活習慣を改めて、普段から運動をする習慣をつけることが大切です。

不規則な生活は便秘や体の不調を引き起こす!まとめ

  • 不規則な生活とは自律神経やホルモンバランスを乱すこと
  • 女性はホルモンバランスが乱れやすい
  • 朝食を抜く、食事時間がバラバラなのは便秘になりやすい
  • 寝不足や疲労などのストレスは自律神経を乱し、便秘の原因に
  • トイレを我慢することが多い生活も便秘を招く原因
  • 運動不足により排便に必要な筋力が低下する

寝不足や疲労、ストレス、自律神経の乱れなど、毎日のルーティーンが定まっていない不規則な生活は便秘をはじめ、体の不調を引き起こします。

上記に紹介した項目にあてはまるような不規則な生活をしており、すでに便秘に悩まされているなら、まず生活習慣を改善するところからはじめましょう。

一気にやることが難しいのであれば、まず食生活を見直すことから考える、睡眠時間を安定させる、1日15分、運動する時間を作るなど1つ1つはじめるのも良いでしょう。

毎日送っている生活習慣を変える事はなかなか難しいと思いますので、まず小さなことでも1つづつ始め、続けることが大切です。
便秘が中々解消できないと悩んでいる方は、最初はキツいかもしれませんが慣れるまでの少しの間、頑張ってみてください。

下記は、不規則な生活を改善するために今日から始められる項目の例です。
ぜひ1つからでも、試してみてください。

  • 朝日を浴びる
  • 朝、起きたらコップ1杯の冷水を飲む
  • 毎日同じ時間に3分間トイレに行く時間を作る
  • バナナ1本でも朝ごはんを食べる
  • 寝る直前にスマホやテレビを見ない
  • いつもより少し早歩きで歩く
  • お風呂はシャワーだけでなく湯船につかる
  • 気が付いたら姿勢を正す
  • いつもより、コップ1杯多めに水を飲む
  • 知っているストレッチを3つ、軽めに行う
  • 外食先ではサラダを頼む

便秘に加え、他にも気になる症状がある場合は一度、医療機関を受診するのもおすすめです。