市販ですぐ買える!便秘解消に期待できるお茶の種類や効果

お茶の中には食物繊維やミネラルなどを豊富に含み、便秘解消に効果が期待できる種類もあります。
ただ利尿作用も高く、身体から水分を失いやすいので、お茶だけ飲めば良いという事でもありません。

お茶が便秘に効果的な理由や、便秘解消におすすめのお茶の種類を紹介します。

お茶が便秘に効果的とされる主な理由

便秘にお茶が効果的といわれている理由はいくつかあります。
まずは、『茶カテキンの力』です。

ほとんどのお茶に含まれる茶カテキンは、善玉菌であるビフィズス菌を増やす力があるとされています。
人間の腸には100種類以上の細菌が存在しており、細菌の集団は「腸内フローラ」と呼ばれています。

腸内フローラにはビフィズス菌や乳酸菌のような善玉菌と、ウェルシュ菌やブドウ球菌のような悪玉菌、どちらでもない日和見菌に分かれています。

腸内細菌のバランスが崩れ悪玉菌が増えると、便秘や下痢などの症状が出てくるといわれています。
また日和見菌は普段は悪さをしませんが、体が弱っていると腸内で悪い働きをするとされています。

茶カテキンは悪玉菌に対し強い殺菌力をもたらし、善玉菌を増やすといわれています。
そのため茶カテキンを定期的に摂取することで、腸内環境を整えることが期待されるのです。

また、お茶の種類によっては食物繊維を摂取できるものがあります。 お茶に含まれる水溶性食物繊維は便をやわらかくし、腸内をスムーズに通過してくれることが期待できます。

水分を摂取するのと同時に食物繊維もとれるため、便秘解消が期待できるのです。

市販で買える!便秘に効果が期待できるお茶の種類

薬局や通販などで便秘解消用のお茶も売っていますが、値段が高かったり、人によっては効きすぎて逆に下痢になる場合もあります。
また種類も多く、自分の便秘のタイプに合うお茶を探すのが難しい方もいるのではないでしょうか。

そこで、ここではコンビニやスーパーなどでも買える、市販のお茶の中でも便秘に効果が期待できるお茶をご紹介します。
まずは自分で対処できる範囲からスタートし、効果を見ながら自分に合ったお茶を探していきましょう。

「煎茶」排泄に効果を発揮するビタミンCが豊富

煎茶

煎茶に含まるビタミンCは、主に排泄に効果を発揮するといわれています。
抗酸化作用もあるので、腸内環境を整えたり、他の臓器を活性化することにも役立ちます。

ティーパックタイプでも、茶葉で売っているタイプでもOKです。
ただ利尿作用が高いため、飲みすぎると身体の水分を失ってしまい、水分不足から便秘を重くしてしまう事もあります。

普通のお水と併用して1日に数杯程度、飲むのが良いでしょう。
コンビニにも売っているため、気軽に手に入りやすい商品です。

「黒豆茶」アントシアニンやイソフラボンを多く含む

黒豆茶

煎った黒豆を煮だして作られるお茶です。
アントシアニンやイソフラボンを多く含んでおり、便秘解消にも効果が期待できるといわれています。

またノンカフェインなので、時間帯を気にすることなく飲めるのもメリットです。
市販されているものはお湯で煮だすものが多いです。

お茶の温度は熱湯にし、約5分間とろ火で煮だします。
そのあと火を止めて4~5分間蒸らします。

ただし商品によって作り方が違うことがありますので、詳しくは商品説明を確認しましょう。

「ゴボウ茶」食物繊維を多く含む

ゴボウ茶

ゴボウには食物繊維が多く含まれており、腸内環境を整えるのにおすすめです。
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類がありますが、ゴボウは両方をバランスよく含んでいます。

特に水溶性食物繊維である「イヌリン」はお茶に溶け出しやすい成分です。
食物繊維を毎日バランスよくとることは難しいですが、ゴボウ茶なら手軽に摂取できます。

普段の便秘解消・予防にはもちろん、肌トラブルの改善にも効果があると言われています。

ノンカフェインなので、小さなお子さんや授乳中でもカフェインを気にせずに飲めるのがうれしいポイントです。

「はと麦茶」食物繊維の他、ビタミンB群やカルシウムも含む

はと麦茶

はと麦は、江戸時代に中国経由で伝来した穀物です。
香りがいいため、日本では主にお茶として煎じて飲まれることが多いです。

はと麦には多くの食物繊維が含まれているため、便秘改善に効果が期待できるとされています。
またビタミンB群やカルシウムなども含んでいます。

ただし体を冷やすとされているため、妊娠中や月経中の女性や、冷え性の人は控えた方がいいでしょう。

冷たいお茶にして飲むよりも、温めて飲むのがおススメです。

「抹茶」日本のスーパーフード!抹茶ラテもおすすめ

抹茶

抹茶には食物繊維が豊富に含まれており、日本のスーパーフードとして世界でも注目されています。

タンパク質、炭水化物(食物繊維)、脂質、ビタミン、ミネラルの栄養素が含まれています。
抹茶のみで飲みにくい場合は、抹茶ラテもおすすめです。
ただし市販のものは糖分が多く含まれていることが多いので、飲み過ぎないように注意しましょう。

便秘解消・予防に効果が期待できる「不溶性食物繊維」が30%程度含まれており、「水溶性食物繊維」も6%程度含まれています。

他にも、免疫力を整え、リラックス効果やストレスを軽減する栄養素を含むほか、美肌効果もあるビタミンも豊富に含まれています。

「ドクダミ茶」便秘による肌荒れにも効果的

ドクダミ茶

ドクダミは昔から薬草として珍重されてきましたが、食物繊維を多く含んでいるため、便秘解消効果や便秘による肌荒れにも効果が期待できます。

またマグネシウムやカリウムなどのミネラルも多く含んでいます。
さらに弱った胃腸の働きを整える効果も期待できるため、お腹が弱い人にもおすすめです。

どくだみ独特のクセがあり、特に臭いが苦手な方もいるかもしれませんが味は雑味がなく飲みやすいです。
市販ではティーパックタイプも販売されているので、作るのも簡単です。

温かくして飲んでも、冷たくして飲んでも良い為、自分が飲みやすい飲み方で飲んでみて下さい。

「センナ茶」どうしても出ない時だけ飲もう

センナ茶

センナはアフリカ原産の生薬で、古くから飲まれてきたお茶です。
アントラキノンの一種の「センノシド」を含んでおり、ヨーロッパでは下剤として使用されていたと伝えられています。

センノシドは腸内で分解され「レインアンスロン」という成分になります。
このレインアンスロンが大腸の粘膜を刺激することで、腸のぜん動運動を活性化させてくれるといわれています。

お茶と言っても、大腸を刺激する刺激性下剤なので、かなり頑固な便秘でも効果はありますが、使い過ぎは厳禁です。

センナ茶で出るからと毎日のように飲み続けると、だんだん耐性が出来てしまい、効果を感じにくくなります。
そうすると、使う量が増えたり、センナ茶を飲まないと出ないことにもなりかねませんので、センナ茶は「何をやってもどうしても出ない!」という時だけ使うようにしましょう。

お茶として飲む場合はお湯で煮だし、温度は熱湯で入れます。
溶けにくいので良くかき混ぜて飲むようにしましょう。

お茶を飲むタイミングや注意点

上記に紹介した便秘解消に効果が期待できるお茶は、センナ茶をのぞき毎日続けて飲むことが大切です。
効果的なタイミングとしては1日の中で複数回、自分がリラックスしてお茶を飲めるタイミングが良いでしょう。

便秘に良いからと言ってたくさん飲んでしまうと、利尿作用が高いことから、尿として排出されてしまいます。
そのため、一気にたくさんのお茶を飲むのではなく、こまめに飲むことが大切です。

摂取量の目標としては、お茶だけでなく水などを含め1日に1.5~2リットルほど飲むようにしましょう。
水がメインで、たまにお茶を飲むくらいの割合が良いでしょう。

お茶の種類によっては「漢方」に分類されているものもあり、1日の用法用量が定められているので、それ以上は摂取しないようにしましょう。
センナ茶もそれに含まれていますので、注意して下さい。

水分が足りないなと思った時は、無理にお茶を飲むのではなく、水や白湯、牛乳などで補いましょう。

お茶を飲んで便秘解消するには毎日続けよう!まとめ

お茶を飲んで便秘解消するには毎日続けよう!まとめ

  • 「煎茶」排泄に効果を発揮するビタミンCが豊富
  • 「黒豆茶」アントシアニンやイソフラボンを多く含む
  • 「ゴボウ茶」食物繊維を多く含む
  • 「はと麦茶」食物繊維や、ビタミンB群やカルシウムも含む
  • 「抹茶」日本のスーパーフード
  • 「ドクダミ茶」便秘による肌荒れにも効果的
  • 「センナ茶」どうしても出ない時だけ飲む

お茶には食物繊維やビタミン成分など、便秘解消が期待できる成分が含まれているものも多いです。
市販で手軽の購入できるものも多く、日常生活に取り入れやすい方法です。

通販や薬局で売っている、高くて名前も知らない便秘解消用のお茶を試す前に、まずは手軽に買える市販のお茶も試してみてください。

種類によって含まれる栄養素が異なるため、色々なお茶を飲んで効果を見ていきましょう。

スーパーやコンビニなどで買えるお茶でも便秘への効果が感じられるのであれば、値段も安く済みますし手に入りやすいため続けやすいでしょう。

合わせて、お茶以外のお水や白湯、牛乳などで水分を確保することも忘れないようにしましょう。

大切なのは、毎日続けて飲んでいくことです。
便秘に悩んでいる方はぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。